2011年8月21日日曜日

FREE DOMMUNE ZERO

8月19日金曜日
予てから楽しみにしていたFREE DOMMUNE ZEROに参加してきました。とは言うものの・・・ご存じの通り機材トラブルや豪雨、数々のアクシデントにより開催中止になってしまった。個人的な話だが、大型野外フェスは人生初だったので非常に残念でした。
結局どうなったかというと、中止発表後は出演を予定していたアーティスト達によるトークを中心に展開。田中宗一郎、野田努、三田格らによるオープニングトークに始まり、神聖かまってちゃん の子と坂口恭平によるフリースタイルラップ対決。(のちのの子以外のかまってちゃんメンバーによるトークは見てられないぐらいひどいものだった)即興とは思えないパフォーマンス力で場を沸かす。夜にはsalyu×salyuが駆けつけ恐らく今回のフェスの中で唯一のアーティストによる音楽を披露。TOWA TEIによるレコード談義。そして僕が楽しみにしていたJGO7もゲストこそ不在だったものの杉作J太郎さんと吉田豪さんが駆けつけ、下ネタに一杯のトークに会場を爆笑の渦に巻きこんでいた。

豪雨の影響で出店やその他のテントが機能していない上に情報は錯綜。お腹が空いたので会場から離れ友人と二人で腹ごしらえをして戻ってきた1時にはフェスは完全終了。1時半から七尾旅人さんの出演という情報が入っていたのだが、僕らが腹を満たしている間にお開きになっていた。不覚にもJGO7の前にスタッフからのアナウンスで「23時には完全撤去いたしますので終電がある内に帰宅してくださーい」があった。オールナイトでトーク開催との情報、そして23時以降もトークの準備が進行していたことから上記の行動にでてしまった。なのでフェスの最後を見届けられずに不完全燃焼でした。

すぐに帰ることができない、そして休む場所もなく途方にくれている中、僕が友人のiPadでUSTを始めたことをきっかけに最寄りの川崎駅までの10kmを歩こうと「脱出UST」を開始。友人が途中で寝始めて結局波止場の近くで仮眠。そこで3時間凄し始発のバスで帰宅。

公式からインビテーションは取っておくようにとのアナウンスがあったので何らかの形でのイベント開催を期待したい。

2011年8月9日火曜日

博士のエクスタシーと指切りテディ

前回、前々回に続き今回も映画のことを。
7月19日 この日は渋谷シネクイントから六本木のTOHOシネマズへハシゴして観賞。


        THE HANGOVER PART2

THE HUMAN CENTIPEDE FIRST SEQUENCE



何とも個性の濃いニ作品。怒涛の一週間を締めくくるのに実に相応しい。
まず昼からムカデ人間、レイトショーでハングオーバー2という順で一日をたっぷりと使った。

渋谷パルコ38階にあるシネクイントはムカデ人間一色。公開前からカルトファンが誕生していただけあって、いい意味で気の狂ったお客さん達の写真が壁にたくさん貼ってあった。(ガチャガチャも!)
内容はというと、気狂い博士が人間を繋げてみたい!この一心で展開していくという何ともバカげた映画である。本作の見どころはもちろん男女3人の口とお尻を縫い合わせて繋げたムカデ人間、ディーター・ラーザー演じるハイター博士の展開の節々にうかがえるエクスタシー顔、そして何と言っても日本人俳優 北村昭博演じるカツローである。この作品、ホラーであると同時にいきすぎた狂気故にコメディでもあるのだが、日本語でハイター博士を罵倒するなど北村の演技もそれを一役買っている。(ここは日本人特有の楽しみでもある)
ムカデ人間の先頭を務めるカツローは「たまには日本語で喋れやドアホ」や「ヤクザなめんなあああああ!!!」と観客の爆笑を呼ぶフレーズを連発する。彼ら当事者からすればとんでもない事態なのだが観客からするともうギャグでしかない。しかもハイター博士とのコミュニケーションも一切なく(というか二人とも両者の言葉を理解していない)言いたい事を言うところも面白い。そのハイター博士も
とは言うものの怖いシーンや気持ち悪いシーンもしっかりとある。
淡々と手術工程を説明するシーン、ネーちゃんの一人が脱出しようと試みる際に点滴を付けたまま走りだしたもんだからビィーーっと腕の肉が裂けるシーンなど手は抜いていない。
個人的に特筆したいのが、ハイター博士が夕食として食べていたあのレアのステーキ。最初はおいしそうに食べようとする博士だが傍にいたカツローの反撃によって食欲喪失。博士はムカデ人間と仲良く暮らしたいのだ。ナイフとフォークをガチャンと放り投げるこの瞬間、普段御馳走であるハズのステーキが臓物よりゲロよりも気持ち悪い物体に昇華する。劇場で見る際にはぜひ注目していただきたい。
しかし被害者同士のコミュニケーション不足、カツローの自決、警察の隙の多さや納得いかない面もチョコチョコ。監督のトム・シックスはまだまだやれるハズだと。その証拠にムカデ人間2はさらなるグロ描写があるという。そしてBBFC(全英映像等級審査機構)からは非人道的極まりない映画としてイギリスでの上映、販売禁止を食らっている。このことに対してトム・シックスは苦言を呈しているが・・・・トリロジーの二作目で上映禁止というのは今後の展開が楽しみだ。とにかく一作目で抑えていた変態っぷりを爆発させて欲しいものだ。


夜はハングオーバー2。国内で唯一無修正版が上映されているので六本木へ。前の席に黒人女性二人が観に来ていて日本人との笑いどころの違いも楽しめた。
映画はというと、前作以上のなかなかのブラックジョーク。ケン・チョンのチンコも今回の行方不明役のテディくんの指切りも猿の扱いもまーお下劣!コレ冗談にならないんじゃないか?とソワソワするくらい際どいジョークが飛び交う。
総じて見ると非常に笑えてワールドワイドな作品にパワーアップされている。だが個人的には一作目の方が好みである。それぞれに違った面白さがあるし、何より“一作目を見た上での二作目”という見方が一番重要。「こいつらまたやってるよ!」と最初から最後までバカをやらかす彼らが二作目の見どころでもある。またやってるというところに二作目の肝があるのだ。
ハングオーバーも三部作になるということだが果たしてコレ以上となると想像がつかない。恐らく次はアランの結婚であると思う。そして行方不明になるのは・・・そこは楽しみにしておきたい。そしていい加減彼らは「まずホテル内を探そう」と学ぶはず。というか学ぶべき。僕のを含めそういう期待をどう裏切ってくれるか。三作目もぜひ無修正版で上映して欲しい。


映画とは関係ないところなのだがシネクイントの座席の配置法は素晴らしい。席数を一つずつずらすことによって前の人の頭を気にすることなく映画を楽しめるのだ。これを全ての劇場が採用すれば建造スペースの高さに余裕が無くてもストレスを感じずに楽しめるというわけだ。ぜひこれから誕生する劇場はこの配置法を採用すべきだ!!