2012年11月28日水曜日

鑑賞録 10月~11月

はい、鑑賞録 秋の陣です。
皆殺し映画が多い秋ですが、心はとっても穏やかです。


~10月~
『アウトレイジ ビヨンド』
 
 
いんやー物凄く面白かった!!
自分達の居心地の良さをキープするためにあの手この手で人をぶっ殺しまくる山王会や花菱会とは違い、仁義で動くビートたけしと、中野英雄は映画内で唯一温かい存在ですよね。その二人を利用する映画のアクセル係小日向文世もなかなか。そしてラストのカタルシスも最高に筋が通った締め方だと思います。
 
 
『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』
 
 
3に怒りを覚えてたのもつい先日のようですが、これは怒りというよりは唖然です。本当にラスト20分は開いた口が塞がらなかったです。
 
 
『エクスペンダブルズ2』
 
 
言うまでもなく男のマストムービー。
チャック・ノリスファクトや、シュワちゃんのメタ突っ込みなど最高のギャグセンスに最高の筋肉!血しぶき!!薬きょう!!!ヴァン・ダムのイキイキとした股割りキックなんか重要文化財だよ。
これを観ずして死ねない、DVDもマストバイな最強映画!
 
 
~11月~
 
 
 
『悪の教典』
 
 
こちらはヤクザや傭兵を殺すのではなく、教え子を皆殺しにします。
前半は静かな色合いとトーンで展開していきますが、殺人大道歌モリタートと共に次第に極彩色の中に人と血が吹き飛ぶ愉快な絶叫殺戮映画に変貌していきます。
 
 
『アルゴ』
 
 
 こんなことが本当にあったんですね。アメリカ大使館人質事件の裏で行われていた機密作戦を描く古典的脱出劇。
ベン・アフレック監督三作目にしてこのクオリティとは、今後がますます楽しみです。オススメ!
 
 
 
『黄金を抱いて翔べ』
 
 

井筒監督のケイパームービーです。渋くて男のロマン溢れる映画でした。
キャスト全員良い演技してたけど特に溝端淳平。登場序盤の"マジでヤバイこいつ"感とか、妻夫木くんとの賭博場のシーンも良かった。中村ゆりは激エロ。
 
 
 
と、こんな感じで皆殺し映画が続きましたが男が煮えたぎるような映画はやっぱり面白いですよ。最近見る機会が減ってきたベタなアクション銃器映画や犯罪映画を観たくなりました。
ってことでさっそくステイサム、オーウェン、デ・ニーロの『キラーエリート』をレンタルしてきました。
 
年末になり、そろそろ今年の映画のまとめに入る時期ですね(早い・・・)。
今年は邦画が元気なので順位が読めなくて楽しいです。
仮面ライダーMOVIE大戦も坂本監督だし今からドキドキしています。(しかもイナズマンですよ!!?)
ではではまた次の機会に。
 
 

2012年11月27日火曜日

鑑賞録 7月~9月



超絶繁忙期を越え、やっと日記更新ができます。
とりあえず今回は7月から9月に劇場で観た映画に関してのまとめを書き連ねていきます。私生活についてはまたのちほど。


~7月鑑賞~

『ピラニア リターンズ』
 
 
ん~まあ、覚悟はしてたけど一作目を超えることはできず。プールの吸水工でオナニーするデブキャラがいる時点で、あーこいつチンコ食われんなって思いますよね。しかしケツを噛まれるというスカし具合。3D効果もイマイチ。うーむ残念。
 
 
『ダークナイト ライジング』
 
 
IMAXシアターで二回鑑賞。
一回目→うおおお・・・終わったよ・・・・・・・でもアレって・・・ん?アレは・・・・面白かったしもう一回観に行って確認するか・・・!
二回目→コレ穴だらけやん!!!!でもアン・ハサウェイはエロいし、ベインはかっこいいしまあ良いと思う!やっぱりダークナイト好き!
ってことで落ち着きました。ほんとにノーランは主人公をウジウジさせるの好きね。



~8月鑑賞~


『遊星からの物体X ファーストコンタクト』
 

 
リメイクというかリブートというかプリクエルですね。
結構CGに頼らないで造形が意欲的で関心しました。ただ、カーペンター版公開時はグロいキャラクターが出るようなゲームも二次創作物もなかったから真新しさがあったけど、現代でより斬新なデザインのクリーチャーを生み出すのはやはり至難の業。既視感は否めない。
でも面白かったよ!
 
 
『桐島、部活やめるってよ』
 

 
それでも俺たちはこの世界で生きていかなければならないのだから―――
 今のところ、今年ベスト1映画です。
全ての登場人物がもがき、生き抜いてる様は映画の中だけじゃなく現実の僕らの私生活に影響を与えるほどキラキラしていて最高です。
 
 
『プロメテウス』


 

かなり期待を裏切られましたが、自己帝王切開という新たな非人道的映像を作り出したという点では僕は評価に値すると思います。
 
 
『おおかみこどもの雨と雪』
 

 

おおかみ人間として生まれ、狼として生きていく雨、人間として生きいく雪のそれぞれの葛藤が素晴らしくやさしく描けていて泣いてしまいました。
妖怪人間ベムは人間として生きていきたいキャラクターでしたが、こういう特異な運命を背負ったキャラクターを二つの視点で描いていくのは難しかったと思いますがさすが細田監督と言ったところでしょうか。エラそうですみません。
 
 
 
~9月鑑賞~
 
 
『ムカデ人間2』
 

 
前作は企画のぶっとび具合で勝利を得たトム・シックス監督でした。今作はキャスティングでの勝利といっていいでしょう。最高の気持ち悪さで最高に笑えます。
 
 
 
以上が劇場で鑑賞した映画です。あと今年公開作では、『おとなのけんか』、『ピープルVSジョージ・ルーカス』、『トロールハンター』、『新耳袋 殴りこみ!北海道編』、『新耳袋 殴りこみ!東海道編』を鑑賞しました。
10月から11月の鑑賞録はまた改めて。
ビッグバジェットからゲテモノまで夏に相応しい楽しい映画達でした。