2011年9月27日火曜日

夏休み of the Dead

僕は大学生だから一般的な夏休みより少し長い夏休みなので戯言に過ぎないのですが・・・ついに終わってしまいました。僕の学生最後の夏休み。
振り返っても何をしていただろうかと考え込んでしまうくらい薄いものであったのはまず間違いない。就活もそれほど発展したものは無かったし、どこかの遊園地や海や旅行に行くでもなくね。ただスシタイフーンの4作をぶっ続けで観賞したり、0.8秒と衝撃。の自主企画第二弾に参加したり、軽音サークルのライブに久しぶりに出演したりそれなりには動いたんだ。贅沢を言うと決定打に欠けるということだ。DOMMUNEがその決定打になるはずだったのだが・・・まあご存じの通り。

ただ日常の娯楽面のクオリティが上がった。と言うのも部屋のテレビをブラウン管から液晶にバージョンアップしたのだ。VIERAにリンクってやつ。これで自分の部屋でブルーレイをフル堪能できることになったわけだ。以前のブラウン管でも見れないことは無いのだが字幕が小さくて見れたものじゃなかった。何回払いか最早忘れたが久しぶりに大きな買い物をした。それに伴い模様替えも施したし快適この上ないですよ ええ。

そんな中 僕はあるカルト映画を見た。
「死霊の盆踊り Orgy of the dead」である。
ヘイズコードが制定されていた時代に至高の見世物作品を作り出すという監督の強い意志のもと生まれた情熱の作品ではあるものの、世の評判はかなり低い。一部では「Z級ホラー」とまで謳われているが公開当時から今日まで根強いカルトファンを持ち、今でもなお新しいファンを生み続けている怪作。何故この映画がここまでファンに愛され続けているのか、それは内容の薄さとつまらなさによる一種のカルトムービーの鬼門と化しているからだと思った。決して「面白い」とは言えない内容だが、やはり常軌を逸しているからこそ愛されるのだなーと自分を納得させた。と同時に時間を無駄にした自分を呪った。

世の中にはまだまだ知らない映画があるんだなとしみじみ思った夏の終わりでした。