2011年6月21日火曜日

DIFFERENT SENSE

今日は大好きなDir en greyの新譜「DIFFERENT SENSE」の発売日。正確には明日なんですがね。

で、大学のテスト終りにタワレコさんでさっそく買ってきました。
 
DIFFERENT SENSEは・・・凄いですねコレは。
VINUSHKAを越えた目まぐるしく変化する鬼畜構成をベースとした世界観に京のボーカルが所狭しと叫び続ける。タワレコのPOPにもありましたが、追随を許さないというか追随させる気さえ起こさせないというか。一口にビジュアル、メタルなどでは分けることはできない唯一無二感は健在。
珍しく聴かせるギターソロがあり、非常に聞いてて心地よい。古き良きヴィジュアル系の雰囲気を上手く抽出し、新しくも懐かしい雰囲気を作り出している。必聴だ。
聞けば分かると思うのだが、試聴だけで曲のイメージを掴み取るなんて到底無理な話。実はこれってかなり凄いと思う。プロモの意味も込めて試聴あるいはCM等のアピール媒体を介しても曲のイメージが掴めない。前作の「LOTUS」や前々作の「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」はサビだけ聞いても大体のイメージは掴むことができた。だが今回はサビだけ聞いても、本筋を通るメロディアスなボーカル、そのバック(もはやバックでなく歌に被せている)に悲痛に響く咆哮、そして展開予測不能な構成により断片的にしか理解することしかできない。これはDir en greyが既にジャンルレスな領域に到達している証拠ではないだろうか。最早彼らにとってプロモは形式としてあるだけで、レーベルが一般リスナー向けにあくせく入りやすいようにしてるだけなのかもしれない。
 
この難解で未知の領域に歩み続ける彼らと彼らの作品を、音楽雑誌のライター陣はどう表現していくのか。非常に興味深い。
 
 
こちらがそのCMで使われている映像。CLIP集「Average Psycho」のジャケの様な空間。うーむ気が触れそう。

2011年6月19日日曜日

初めまして。

ブログ初投稿です。
不定期で行こうと思います。
基本的に映画、音楽、漫画に関してはネタバレするときがあるのでそこはあしからず。

さて、最近ハングオーバーを見ました。半年前ぐらいから手元にあったんですが、僕はDVDプレイヤーに入れて再生するまでの時間を少々要するので・・・続編も来月公開とかなり今更なんですがね。

実際後悔しましたね。こんな面白い映画を放置していたことを。
見た感想としては、コレ、「ジュマンジ」+「ジャッカス」+「あぶない刑事」=ハングオーバーとでも言うべきスラップスティックコメディの傑作じゃないですかね。
               予告編

下ネタ、ブラックジョークととにかくバカ丸出しで笑いが止まりません。低予算で作られたそうだが、映像も音楽も問題なし。(個人的にはDEAD or ALIVEのYou spin me roundのremixが使用されててかなりアガりました)しかもヘザー・グラハム、マイク・タイソン等の豪華出演陣も画面を豪華にしてくれている。

なんで「ジュマンジ」+「ジャッカス」+「あぶない刑事」なのかというと、記憶がないのは結局ヤクを入れた酒を飲んだその後遺症ということなんですが、それに伴う最高にハイってやつが起こした数々の不祥事があとあとこの三つの映画のおいしい要素を上手いこと酌んでいる。
トイレに虎がいる、いきなりのマフィア襲撃、マイク・タイソン登場等のイベントで主人公たちが不条理な状況を乗り越えていく様はまさに「ジュマンジ」。それを一つ一つ乗り越えなければ先に進めないんですから。ましてや死ぬかもしれない。そしてそれらをこなしていく様とギャグがもう下品でおバカだからまんま「ジャッカス」。そしてダグがどこにいるか、前日何をしていたのか、登場人物達をつなぐものなど、ソフトなミステリー要素も。上記の二作品とミステリー要素を踏まえると、それらを紐解いていく様子は「あぶない刑事」。共通してい言えるのはとにかくめちゃくちゃということと、命がかかってるということ。

最後に旅の一部始終を収めたデジカメが見つかり、エンドロールにてこのドタバタ道中を駆け抜けた観客と一緒にその邂逅録を見ることができる形になっていて、非常に良心的な構成で一切ストレスがない。
撮影は出演者達に即興でギャグをやらせてその中のいいシーンを繋いでいったそう。なのでDVD収録のNGシーンもなかなか面白く、作品の一部として見ることができる。

とにかくね、本当に笑えるんでオススメです。

来月7月1日から続編が公開予定。
六本木のTOHOシネマズでは無修正版が限定公開されるので観に行こうと思います。