朝10時の回。朝映画初めてだったのでそんな混んでねーだろとタカくくって行ったらすげー並んでて焦りました。まぁ無事席は確保できたのですが。
観客はほとんど親子連れ。一人で観に来てたのは自分と、何故か俺の隣席チョイスの中年男性だけ。なかなか奇妙な絵面だったと思います。
ストーリー:海賊行為の罪で、宇宙刑事ギャバンに逮捕されたゴーカイジャー。しかしそれは、宇宙警察に入り込み、トップを操るザンギャックをおびき寄せる作戦だった。ところがギャバンは、ザンギャックと宇宙警察が作った最強の戦士、ギャバンブートレグの襲撃に遭い、魔空監獄へと送り込まれてしまい……。(シネマトゥデイから抜粋)
結論から言うとかなり面白かったです!!!!!
まずゴーカイジャーって地続きのヒーローシリーズものの集大成とも言える傑作だと思うんですよ。
と言うのは、歴代ヒーローの"今"を破綻させずにしっかり話に絡ませ しっかり描き、「継承=親から子へのメッセージ」というものも見事に描いている。ゴレンジャー世代からすればゴーカイジャーは子供or孫といった世代ですよね。今作ではそれがギャバンからマーベラスになっているわけで、そこは現実世界にも置き換えられますよね。
ゴーカイジャーのTVシリーズ最終回ではそれを象徴するように、ゴーカイジャーを"ヒーロー"と認めワーっと寄ってくる園児達がそれにあたり、またラストのアカレンジャーの言葉もそれにあたると思います。涙腺崩壊シーンです。
んで、同じお祭りものの作品として仮面ライダーディケイドがありますね。あのパラレルワールドというアプローチも良いと思うんですけど、ディケイドは最後の最後で最悪な方向に進んでしまい漫画の打ち切りみたいなラストでした。まー予算の問題がかなり違ってくると思うのでこの判断しかなかったのかもそれないんですけどね。
そしてギャバン。今の子供達が絶対知らないようなヒーロー(しかも戦隊ものですらない)をスーパー戦隊シリーズ屈指の名作にぶつけてくるとは東映はよくぶっこんでると思います。ちなみに自分はビデオでギャバンを観ていましたがほとんど記憶がありません。
実際蓋を開けると、現代でも見劣りすることのないギャバンの貫禄が凄い。ギラッギラです。そして大葉健二さんの57歳とは思えないキレキレのアクションは必見!すげーとしか言いようない!さすがJAC(現JAE)出身!!
ギャバンの蒸着プロセスの解説はお決まりですが、なんとゴーカイジャーのチェンジプロセスの解説もあります。
今作の見所はいくつか挙げられるんですが、まずギャバンブートレグ!!
ブレードがせめぎ合うキーン!キュイーン!ってSEが最高。
そして近年のスーパー戦隊シリーズのキャラクターが再登場。
ジェラシット、ケガレシア、風のシズカ、バエなどなどサービス精神満点で魅せてくれます。
そしてそして!!
バトルケニア、デンジブルー、ギャバンの奇跡の共演!!
曙四郎、青梅大五郎、一条寺烈は全て大葉健二さんが演じているキャラクター。この三人が一同に会すシーンは奇妙だがアガりにアガります。これも最高に鳥肌、感涙すべきところなのでぜひ観てください!!
そしてそしてそして!!!
特命戦隊ゴーバスターズの先行登場!マジでね、『アジョシ』のウォンビンばりのナイフアクションを披露してくれて大いに期待できましたね!!!むちゃくちゃかっこよかった!!!!そのままバスコやっちまえよみたいな。
バイクにも乗るみたいですし新しい風を吹き込んでくれるんじゃないかと非常にワクワクしております。
総じて、親子で観に行って欲しい!!まあターゲッティング通りのことなんですがw
お父さん世代ももちろん楽しめる娯楽映画になってます!オススメ!!では最後に名決め台詞でお別れ。
あばよ涙、よろしく勇気だ!!
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