衝撃のPV「パプリカ」
で、昨日そんな彼女らが出演するライブに参加してきた。
もちろん僕が大好きな0.8秒と衝撃。のライブはいつにも増して鋭く、怒りと喜びを叩きつけたような素晴らしいものだった。J.M.さんのボーカルも自主企画のときより0.8秒のボーカルとしてより確立されていたし演奏もまとまってきて申し分ない。
アーバンギャルドもファンとバンドのレスポンスの掛け合いが異色極まりなく、付いて行くのに精一杯だったが、演出、パフォーマンス共に非常にエンターテインメント性が強く難なく楽しめた。
そして やはり特筆すべきはBiSだろう。
BiS以前にアイドル初体験の僕は緊張とワクワクで入り混じる。もちろんAKBやももクロといったアイドルの楽曲は聞いたことはあるし推しメンもいるけど、アイドルというものが初体験だったので結果的に物凄く新鮮で楽しめた。6月末にりなはむことヨコヤマリナの脱退劇、新メンバーのゆふちゃんことテラシマユフの加入、そして新曲リリース(このPVも衝撃必至)と話題だらけな彼女らはアイドルとしての底力も十二分に発揮しファンを湧かせていた。客の大半はアーバンギャルドファンだったため、空気としてはかなりアウェー。だが曲を重ねる内にアーバンギャルドのファンもノりにノって彼女らのパフォーマンスを楽しんでいた。言ってしまえば畑違いなブッキングの中、多くの音楽ファンを歓喜に導いた彼女らはライブ後の物販でも非常に力強いキラキラの笑顔を振りまいていた。
僕がこのライブを見て心を撃ち抜かれたのは新メンバーのテラシマユフ。恐らく加入して三回目のライブだったと思うが、非常にポテンシャルが高いパフォーマンスを見せてくれた。もともと彼女は単体アイドルとして活動していて、ヨコヤマリナ脱退の穴を埋めるべく行われた新メンバーオーディションに合格し今夏BiSの一員となった。ヨコヤマリナはBiSには一人しかいなかった純アイドルキャラ。一方、テラシマユフはこれまたBiSには一人しかいない優等生アイドルキャラ。キャラが強い他の三人に飲まれないか心配になるが、ライブを見る限りヨコヤマリナが欠けたポジションを問題なくこなしていると思う。とは言ってもいくらファンが優しいとはいえ、最低限のプレッシャーというのはもちろんあるはず。彼女は時折不安そうな顔を覗かせるが、その試練乗り越えようと一生懸命に踊り、歌う姿に感銘を受けた僕には「アイドルなら笑顔でいろ」とは言えない。これからも応援し続けていくだろう。
アイドルというものに少しでも偏見や抵抗がある方。ぜひ一度ライブに足を運んで実際に彼女達のプロとしてのパフォーマンスを経験して頂きたい。アイドル戦国時代と呼ばれている現代、その厳しい環境の中で"個"を模索し続ける今だからこそある、今しか見れないアイドルの最上のパフォーマンスと一生懸命さを見ればあなたもお気に入りの推しメンを見つけることができるはずだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿