長いです。話の半分が修行なのでかなりダレます。あんなグダグダやらないで十本刀との戦いを描いてくれよ!そりゃ尺的な問題もあると思いますけど、宗次郎と安慈と方 治と張以外完全空気。せっかく『京都大火編』のラストで期待が膨らんだのに残念すぎる。
ただ、シリーズ通してキャラクター、世界観、技、アクションなどの外連味再現度は不快にならない許容範囲に収まってるのは見事だと思います。熱心なファンからしたら分かりませんが。
特にアクションは今後作られる邦画アクション映画で「るろ剣っぽい」と言われるアクションシーンが出てくるでしょうね。『ダークナイト』の後続いた「ダークナイトっぽさ」とか「ジョーカーっぽさ」と同じような一つの起点になった作品だと思いました。個人的には土屋太凰の演技とアクションが最高でした。一番かっこよかった!
ただ、とあるシーンの金玉ゴーンはないです。絶対にないです。
『蛇娘と白髪魔』
鈴木福くんの顔面を直接トレースしたような女の子が主人公の怪奇映画。
完全にジャケ借りです。かつて みうらじゅん映画祭なるもので上映してたみたい。
野暮なことかもしれませんが白髪魔の被り物は何だったんでしょうか。
完全にジャケ借りです。かつて みうらじゅん映画祭なるもので上映してたみたい。
野暮なことかもしれませんが白髪魔の被り物は何だったんでしょうか。
『仁義なき戦い』
公開当時は今で言う『アウトレイジ』みたいな盛り上がりがあったのかなーと思いつつ観賞。台詞が聞き取れないのはいいとしても面白かった 。菅原文太が素敵すぎてね・・・。今見れば凄い面々でみんな顔恐いんですけど、個人的には渡瀬恒彦の脇から攻めて行く演技が恐かった。
ラストの葬式でぶっぱするのは超名シーンですけど、あんまり表沙汰にならないのはなぜでしょう。
『ポール・ヴァーホーヴェン/トリック』
脚本の導入部だけ用意して続きは一般募集するという企画のもとスタートしましたが、結果的に良い脚本は集まらず企画自体は失敗 。・・・なんですが普通に面白いタイトル通りトリックの効いた作品になってると思います!
そして今後大注目女優のハイテ・ヤンセン!!この映画撮影時は演技学校の生徒だったらしいんですが凄くミステリー映えする顔立ちでガンガン出演作増えると思いますので要チェックですね。
『エンド・オブ・ウォッチ』
なんだかマイケル・ベイ印のアクション大作みたいなメインビジュアルですが、あの食事シーンが一番緊張する『フューリー』のデビッド・エアー監督作。ロス市警(通称LAPD)に務める二人の警官の日常を追うPOV映画。刑事ではなく警官が一番危険に近接した職業というのは知らなかったので勉強になりました。
これを観てより一層ジェイク・ギレンホールが好きになりました。『ゾディアック』で好きになりましたけど、今作は彼の出演作の中でトップ3に入るくらい良い感じでしたね。
あと目にナイフ刺さってんのに「防弾チョッキがボロボロだ!ふざけんな!」と担架に乗って運ばれていくアイツ最高でした。
『マッドマックス2』
面白かった!記憶の彼方にあったヒューマンガスの記憶が鮮明に蘇りました!暴力より交渉を重んじ、いざとなったらスコープ付きのマグナムで車体を狙撃し、最後の手段はバギーに載って相手に激突というその屈強な肉体を活かす事なく散っていった彼が愛おしくてなりません。マジでフィギュア欲しい!
ちなみに原題は『The Road Warrior』だそうでオーストラリア産のアクション映画をアメリカで成功させる為に変更したそうな。
『マッドマックス サンダードーム』
どうしてこうなった・・・
前作、前々作ときて大いに期待を裏切られました。前作でインタセプターを失ったマックスは代わりに愛用していたラクダと車を強奪され、追って行き着いたのがバータータウンという物々交換で町を維持し、主なエネルギーは豚の糞で喧嘩はサンダードームで行うというワクワクせずにはいられない舞台。そこから利害関係が一致したマックスと町側はエネルギーを牛耳っているマスターブラスターの片割れを倒すという展開に。ここまでは楽しめた・・・。その後、謎の民族が登場してからもう『マッドマックス』じゃありません。なんか『グーニーズ』とかそこら辺の80年代アドベンチャームービーばりのドンチャン騒ぎ。マックスのキャラ崩壊も展開の支離滅裂さもここまで凄いのは久しぶりに見た。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』はこんなことにならないように御願いしますよ!
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』はこんなことにならないように御願いしますよ!
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