『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(字幕)
原題:GUARDIANS OF THE GALAXY
2014/アメリカ/121分
監督:ジェームズ・ガン
監督:ジェームズ・ガン
製作:ケヴィン・ファイギ、ルイス・デスポジート、アラン・ファイン 他
脚本:ジェームズ・ガン、ニコール・パールマン
脚本:ジェームズ・ガン、ニコール・パールマン
出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼル、デイヴ・バウティスタ 他
ストーリー:自らスター・ロードと名乗るトレジャーハンターのピーター・クイル(クリス・プラット)。ピーターは無限の力を持つパワーストーンのオーブを入手するものの、その後逮捕され刑務所にぶち込まれてしまう。ピーターは天才メカニックのロケットら刑務所で出会った仲間と脱獄するも、オーブの力で宇宙を滅亡させようとする強大な悪と戦うこととなり……。
100,000,000,000点!!!!!!!
IMAX 3Dにて二回鑑賞!毎年こういう衝撃的な出会い体験があるから劇場に赴くのはやめられない。今年ベスト級でした!その理由は大きく二つ!!
その理由①:タイトルコールからセンスフル&画期的発明!
「あれ、何の映画観に来たんだ?」と思うような70年代、病床の母と死別し、宇宙船にさらわれるオープニングを経て、とある惑星を探索するブライアン・ミュアー印のマスクを装着した主人公。ここで幼少期から愛用している初代ウォークマンを取り出し、カセットを再生する。RedboneのCome and get your loveの乾いたドラムと小気味良いベースラインと民族的でノリのいいギターを経て、Hey (hey) What's the matter with your head?と歌いだすのですが、このHey〜の歌い出しでドでかいGUARDIANS OF THE GALAXYとドーン!!とタイトルコールがくるのです。もう間違いない映画だコレは!と確信させられる説得力とセンスときたら近年の映画でもかなり上位に入るタイトルコールだと思います。スター・ウォーズのそれと匹敵すると言っても過言じゃない。
そしてSF超大作を観に来ている身としてはそれこそ完全にスター・ウォーズのような荘厳なBGMが用意されていると無意識のうちに身構えているので、主人公が地球人であるというポイントを踏まえ、70年代懐メロを BGMに持ってくるところは画期的発明というか革命だと断言できます。しかも有名どころじゃなくアクセントで "外し" が効いているのが憎い。
タイトルコールだけでなく、要所でかかるBGMも最高で、特に二枚目のカセットに入っている曲なんか、もう、泣ける!
ブライアン・ミュアーのHP スターウォーズやエイリアンなどのプロダクトデザインが見れます→http://www.brianmuirvadersculptor.com
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その理由②:近年のアメコミ映画にはなかった極彩色溢れる良い意味でシリアスレスなノリのよさ!
ダークナイト以降、アイアンマンやアメスパシリーズを挟みつつも顕著になったアメコミ映画のダークでシリアスな路線とは違い、ブラックジョークやコミカルな外しギャグが映画のテンションを保つ要素として邪魔をしていない。それに加え、メカや衣装、建造物がカラフルで視覚的にも飽きない。
ここ数年、アメコミ映画はダークシリアス路線がデフォみたいな風潮ができつつあったが、今作がそれを打破してくれたと思います。ダークシリアス路線が悪いとは言いませんが一つの転機になるかもしれません。
今作によって今後のアメコミ映画の指標がどう変化していくのか、次回作はどういうアプローチでくるのか、そもそもジェームズ・ガンは続投してくれるのか!?期待が膨らみます。
そして!!
みなさん、お気づきですか?今作の配給元はウォルト・ディズニースタジオなんです。
ということは・・・
アベンジャーズシリーズへの登場も多いにあり得るということです!!
スパイダーマンやX-MENが配給元の権利の問題で厳しいとされていますが(キャプテンアメリカ3 シヴィルウォーにスパイダーマンが出るかも?という情報も・・・)ガーディアンズは配給元がアイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、ハルクと同じディズニーなので問題なく出れるんです!
この先ガーディアンズシリーズ、アベンジャーズシリーズが成功すればアベンジャーズ3にて共演があるかもしれません。みなさん気長に期待しましょう!!
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