で、大学のテスト終りにタワレコさんでさっそく買ってきました。
DIFFERENT SENSEは・・・凄いですねコレは。
VINUSHKAを越えた目まぐるしく変化する鬼畜構成をベースとした世界観に京のボーカルが所狭しと叫び続ける。タワレコのPOPにもありましたが、追随を許さないというか追随させる気さえ起こさせないというか。一口にビジュアル、メタルなどでは分けることはできない唯一無二感は健在。
珍しく聴かせるギターソロがあり、非常に聞いてて心地よい。古き良きヴィジュアル系の雰囲気を上手く抽出し、新しくも懐かしい雰囲気を作り出している。必聴だ。
聞けば分かると思うのだが、試聴だけで曲のイメージを掴み取るなんて到底無理な話。実はこれってかなり凄いと思う。プロモの意味も込めて試聴あるいはCM等のアピール媒体を介しても曲のイメージが掴めない。前作の「LOTUS」や前々作の「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」はサビだけ聞いても大体のイメージは掴むことができた。だが今回はサビだけ聞いても、本筋を通るメロディアスなボーカル、そのバック(もはやバックでなく歌に被せている)に悲痛に響く咆哮、そして展開予測不能な構成により断片的にしか理解することしかできない。これはDir en greyが既にジャンルレスな領域に到達している証拠ではないだろうか。最早彼らにとってプロモは形式としてあるだけで、レーベルが一般リスナー向けにあくせく入りやすいようにしてるだけなのかもしれない。
この難解で未知の領域に歩み続ける彼らと彼らの作品を、音楽雑誌のライター陣はどう表現していくのか。非常に興味深い。
こちらがそのCMで使われている映像。CLIP集「Average Psycho」のジャケの様な空間。うーむ気が触れそう。
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