今週のTSUTAYA 2

『マッドマックス』

小学生の頃見たきりで断片的にしか覚えておらず、トム・ハーディ主演でシリーズ最新作も公開されますので見直すいい機会だと思い観賞。
純粋に面白いですね。ざまあああああああ！！と叫びたくなります。
インターセプターがバイクにぐーっと追いつくシーンは鳥肌鳥肌。ボス以外は本物の暴走族を起用してるのですが、ババ役の方は本当に危ない臭いがしてかっこいいですね。
三作目が存在したという衝撃の事実を先日知ったのですが、何故かサンダードームは知っているので見たにも関わらず、記憶の彼方なのか？あと二作も見る事にします。

『るろうに剣心　京都大火編』

日本のアクションもハリウッドに負けておらんですねぇ。殺陣のアクションはキャラの特徴やクセを最大限に活かしつついい塩梅の外連味が効いてて圧巻でした。
ただ説明過多な部分も多くて、例えば大久保利通が「緋村が動かねばこの国は終わる・・・！！」と心境をわざわざ述べるんですが、いやその深刻さ直前のやりとりで分かってっから！といったところが残念。
あと志々雄一派の移動速度が尋常じゃないくらい不可解。剣心が小田原を通過→小田原にいた志々雄一派が何かしらの方法で志々雄に知らせる（明治11年に電話はまだないはず。志々雄一派の超絶ネットワークということなのか・・・）→志々雄「挨拶くらいしとくか」→次の日　志々雄一派到着って、いやいやいくらなんでも早すぎません？一日しか過ぎていない気がするんですが馬使って京都から小田原って50時間〜60時間はかかると思うんですがねー。剣心が小田原にぬくぬくと3日間身を置くとも考えられないし・・・うーむ。
ともあれ『伝説の最期編』は志々雄との決着なので観たいですね。

『恋の渦』

劇団ポツドールを主宰する三浦大輔原作、『モテキ』の大根仁監督作品。部屋コンから始まる相関図に書ききれないほどの本音と嘘が交差して真の関係性が浮き彫りになっていく群像劇。
面白かった！トンデモ感性の持ち主のトンデモ会話が予測不能のジェットコースタームービーにさせていて全くダレない。各々人間臭さはあるものの、サングラスをかけたらヒルクライムのTOCにどことなく似ている澤村大輔演じるタカシが一番観ていて微笑ましく、「お前ばかだなー！」と肩を抱きたくなるいい奴なんだよねー！舞台版も観てみたい！

『愛の渦』

『恋の渦』同様、三浦大輔原作。こちらは監督も担当。僕の好きな『ソウルトレイン』も監督していたんですね、調べてビックリしました。
そしてこちらは性がテーマの会話劇になるのですが、もうこの一言に尽きるでしょう！
駒木根隆介サイコー！！！

『怪しい彼女』

『サニー　永遠の仲間たち』でも主演を張ったシム・ウンギョン主演の韓国産コメディ。シム・ウンギョンは田舎臭いキャラをやらせたら抜群ですね。この人がシリアスな演技してるの観たら笑ってしまいそうなくらい、良くも悪くも板についてきてしまっている。
ストーリーはとある写真館に立ち寄った おばあちゃんがいきなり20歳の頃の自分に若返ってしまうというもの。そこはファンタジーとして強引に引っ張っていく韓国映画はあまり観ないので妙な新鮮さがありました。青春時代にできなかったことを現代で謳歌するのは御都合主義のオンパレードですが、そこはご愛嬌。傷を負って血を流すとその部分からおばあちゃんボディに戻っていくというアイディアは上手い事落とし前付けてくれるので良いと思いました。
シム・ウンギョンの次回作に大いに期待したいですね。

今週のTSUTAYA

せっかくなので今後時間が取れる限り、ほぼ毎週のようにTSUTAYAでレンタルしている映画5本の感想を簡単にまとめようと思います。

『TOKYO TRIBE』

園子温監督の新作にしてラップミュージカルという冒険的な内容。
映画初出演のYOUNG DAIS、見事なアクションを見せた清野菜名など園子温の新人発掘力は今回も健在。絶好調の鈴木亮平も忘れちゃいけませんね。『変態仮面』まだ見てないんだよなー。
若干の中だるみはあるものの、ピースフルな結末は清々しいし、練マザファッカーのトンデモ存在感やKOHHのサグい感じなども良かった。個人的にはDOTAMAが一瞬だけ登場したのは嬉しかったポイント。

『BAD FILM』

上記の『TOKYO TRIBE』のプロトタイプと言ってもいいほどの内容にして傑作！個人的には園子温作品の中ではトップ3に入るくらい好きでした。
97年の香港返還直前の日本 高円寺にて中国と日本の自警団の抗争を描く160分。ポリティカルな背景も相まって二つのグループの政治的やりとりや、話の広げ方は見応え充分。グループ同士の抗争や乱闘シーンのライブ感など『TOKYO〜』に通ずるものがあって続けて観てよかったと思います。
これがまた90年代前半に活動していた東京ガガガのメンバーのみで作られているので当時の勢いが凄い。渋谷交差点やアルタ前でゲリラ撮影された映像は圧巻でみんな本当に活き活きとしていて本当に痛快でした。映像特典の東京ガガガのゲリラ活動映像も凄い。「東京ガガガは出会いの交差点、快楽のマグマだ！！！」と咆哮する園子温含むメンバーは輝いて見える。
園子温節ばりっばりのドンドコ鳴るBGM、筆書きのタイトルコール、クセのある登場人物、フェチズム満点の変態など、後の作品群に受け継がれるDNAがこのからあったのだなーと。ブレ ない人だ園子温。

『コーヒーをめぐる冒険』

ドイツ気鋭の新人監督、ヤン・オーレ・ゲルスター監督の青春ドラマ。コーヒーを飲めずに始まる一日は小さな悲劇の連続というストーリー。アンチクライマックスな作りなんですが、次から次へとやってくる小さな、でも確実に当事者だったら「今すぐ消えたい・・・」と思うようなことばかりでスパイスが効いてる。

僕が一番笑ったのは理解できない芸術家達の口論に巻き込まれてどんどん意気消沈していくくだり。

『ワールズ・エンド　酔っぱらいが世界を救う！』

大好きなエドガー・ライト監督作にして『ホット・ファズ』、『ショーン・オブ・ザ・デッド』に続くブラッド＆アイスクリーム三部作の最新作にして完結作。

いい大人が青春時代に果たせなかったバー12カ所巡礼にリベンジするも、数年ぶりに戻った街は異星人に侵略されていたといういかにもなストーリー。

異星人がフィギュアと骨董品を融合したようなバラバラになりやすいデザインは新しいし、キレのある会話劇とカメラワークと編集は健在。主演の5人も最高な熟年アンサンブル。でもワールズ・エンドでのくだりは1杯くらい飲ましてやれよと思いましたが。

監督の『アントマン』降板は悲しいが次作は『Baby Driver』という作品らしくノリは今まで変わらない模様。気長に待とう。

『友よ、さらばと言おう』

フランス産のアクションノワール。メインビジュアルのかっこよさに惹かれて観賞。

フレッド・カヴァイエ監督の"復讐三部作"の三作目とされる今作。といってもシリーズは初見。

カーセックスかと思いきや車内での肉弾戦というツイストの効いたオープニングはなかなか。ラストに予想もしていない展開になるのですが、すげーダウナーな結末でめまいが必須・・・からのいい笑顔のオヤジのツーショットで『新しき世界』に並ぶラストでした！

2014年の娯楽たち

2014年、人知を超越したスカヨハ

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。と言ったところで、新年最初の記事は昨年の話をします！

映画ランキングは前回挙げたので、その他の音楽、ゲーム、テレビ、玩具、ガジェット等、僕が2014年にハマったもの、面白かったもののランキングを挙げたいと思います。
来年見返したときに趣味趣向の変化や流行り廃りが分かって面白いかなと。

10位　モンスター大図鑑

ジョン・ランディス著の古今東西のあらゆる映画に登場するモンスターをまとめたもの。
ただの図鑑ではなく、映画監督同士の対談がまた豪華で読み応え抜群。
著者自身が映画監督なので説明文や対談内容も単なる映画ファンのレビューに収まっておらず、製作裏話や小ネタまめ知識なども隅々までおいしい。
アマゾン　http://www.amazon.co.jp/モンスター大図鑑-ネコ・パブリッシングのビジュアルガイドブック-ジョン・ランディス/dp/4777053245

9位　仮面ライダー鎧武

2013年秋からスタートして昨年秋に終了しましたが、カチドキアームズに初めて変身する回を録画できず、その回が収録されたDVDがレンタルするまで待ち、一気に見ました。その甲斐あって話がスッと飲み込めてとても面白かった。個人的には平成ライダーシリーズでトップ5に入る出来だったと思います。
役者の演技も良く、最初はネタっぽかった "フルーツをモチーフしている点" も中盤以降の
超シリアス展開で大いに活かしてましたしね。
東映公式ページ　http://www.toei.co.jp/tv/gaimu/

8位　S.H.Figuarts

仮面ライダーをメインにちょこちょこと購入し、ポーズを変えるだけでも武器や付属品が豊富で時間があっという間に過ぎていきました。

一番のお気に入りはアビスとカブトです。今は真骨頂シリーズの響鬼がめちゃくちゃ欲しいです。

公式HP　http://tamashii.jp/item_brand/shfiguarts/

7位　instax mini90

人生初のチェキ。購入自体は2013年末頃でしたが使い始めたのは昨年からでした。思った以上に上手く撮れず最初は苦戦しましたが、少しずつ慣れていきました。雪の中でバルブモードを使うと面白いものが撮れたりしました。

昨年の11月には大きいサイズが撮れるinstax WIDE300も発売してましたね。

公式HP　http://instax.jp/mini90/

6位　Ziiro　Orbit

仕事の繁忙期にすぐ取り外しできて最低限の防水という時計が欲しくて購入。僕はスノーグレイを購入したんですが、電池切れが早くてまだ交換に出してないので最近は使ってませんが、使い勝手良かったです。ただ汗をかいて激しい動きをするとたまにつるっと外れてしまうのが恐かったですね。でもデザインも面白くてなかなか好きです。

公式HP　http://www.century.co.jp/ziiiro/index.html

5位　海外ドラマ　ハンニバル

マッツ・ミケルセン、ヒュー・ダンシー主演の海外ドラマ。時系列的には『レッド・ドラゴン』 の前にあたるんでしょうか。

メインとなる連続猟奇殺人事件を追いつつ、周囲で起きる事件を紐解いていく一話完結形式。ともかく毎回エキセントリックで画期的な殺人方法が見所ですね。死体トーテムポールや死体キノコ栽培など映画シリーズを超えるショッキングさです。

主演の二人も素晴らしく、マッツ・ミケルセン演じるエレガントでジェントルかつ大胆なレクター博士に対し、『凶悪』の山田孝之よろしくどんどんやつれて病的に追いつめられていくウィル役のヒュー・ダンシーが凄く良い。（もし日本でやるならレクターは真田広之か北村一輝、ウィルは山田孝之か柳楽優弥）

シーズン1が『羊たちの沈黙』と対になるような立ち位置で終わるので早くシーズン2が見たいです。huluでも配信するっぽいので超オススメ！最高！

スターチャンネルHP　http://www.star-ch.jp/hannibal/

4位　cheero power plus DANBORD VERSION mini

ダンボーの形をしたモバイルバッテリー。これは超便利です。繁忙期ともなると通話でのやりとりが尋常じゃなくなるのでコイツなしでは仕事できませんでした。

バッテリー1回のフル充電でiPhone3回分のフル充電ができます。手のひらに乗るコンパクトサイズも良い。また口がボタンになっており、押すと目の部分が光ってバッテリー残量を教えてくれます。黄→オレンジ→赤といった具合に分かりやすく変化して過充電もありません！

3000円ちょっとで購入できて付属で小さい巾着袋も付いていてコスパ良好です。

公式HP　http://www.cheero.net/lp/powerplus_danboard_mini/

3位　You Tube

昨年入ってすぐくらいですかね、もの凄く大きい括りで今更感がありますが、中学や高校時代のときのような「動画を漁る」という行為に改めてハマりました。
最近では「YouTuber」なんて言葉ができるくらい国内人気が再燃してる気がしてますが、家に帰ったらまず登録チャンネルの更新をするみたいな日常を一時期送ってました。何故かと言われるときっかけは覚えていないんですが、やりたいゲームをやる時間がなかったのでそのゲーム実況を見出したときかも。
国内の有名どころだとHIKAKINやマックスむらいがいて彼らの動画も観るんですが、特に兄者弟者、瀬戸弘司、ホラフキンが好きです。あとGacktがゲームをやるネスレチャンネルがあるんですが、これがまた面白い。ロックマン2を一年かけてクリアする再生リスト貼るので興味のある人はぜひ。
Gackt ロックマン2をやる　https://www.youtube.com/playlist?list=PLA_eLxzJ5UOnzQFvd_q-MeG2dOJr8CLjY

2位　Dir en grey 

毎年の事ではあるのですがDir en greyの活動が楽しみで仕方ない僕。昨年は『DUM SPIRO SPERO』の集大成となる武道館ライブ、まさかのGAUZEツアー、そして『ARCHE』とどれも鮮明に覚えています。その節は友人T君ありがとう。
腰を悪くしてライブにも行けないので早く治してARCHEツアーに参加したいですね。
公式HP　http://direngrey.co.jp
買って　http://www.amazon.co.jp/ARCHE-完全生産限定盤-DVD付-DIR-GREY/dp/B00N81CHEU

1位　モンスターストライク

昨年の2月からプレイしてますので約1年間継続して楽しませてもらってます。
もともとゲームアプリはあまりやらないほうでした。強いて言うならパズドラとかアングリーバードとかパズルゲーくらいだったんですが、あるときYouTubeのマックスむらいチャンネルでのモンストのプレイ動画を見て知ってる程度の僕に、後輩が一緒に始めないかと誘ってきたのがことのきっかけ。パズドラをベースに考えるとキャラボイス、スピードという概念の視覚的爽快感、レベル上げの容易さ、キャラ絵の味のあるダサさ、加えて簡単操作で奥が深いという何から何まで新鮮で斬新で一気にハマりました。今まで多くのゲームにハマりましたがここまでどっぷりハマったのは本当に久しぶりでした。
ハーレーX（当時最強）でリセマラを終わらせた僕は今現在ランク174。よくここまでやったなーと感慨深いですね。
公式HP　http://www.monster-strike.com

ということで、こんな感じのランキングになりましたが、なんか・・・仕事以外は引きこもりってのが見え見えの内容で真顔で見ずにはいられない仕上がりになりました。
今年は体調を治して旅行行きたいですね。バーニングマンとかストックホルム行きたいです。